築約50年の実家。
2階にはもともとテレビのアンテナケーブルが1本しかありませんでした。
そこで、 「別の部屋にもテレビを置きたい」 と思い、アンテナ線を増やせないか調べるところから始まりました。
分配器を購入
私はいつも、設計図を描いたり細かい工程を考えたりしてからDIYを始めるタイプではありません。
思いついたら、とりあえずやってみる。
今回もそんな感じで、 「テレビのアンテナ線って増やせるのかな?」 と調べてみると、どうやら「分配器」というものがあるらしい。
今回使用した分配器はこちら☟

なるほど。
アンテナ線を分配器につないで、そこからケーブルを伸ばせばいいのね。
アンテナケーブルはこちら☟
【ホーリック アンテナケーブル】 (それぞれの距離を測って2本用意しました。)

なんだ。簡単じゃん。
……と、この時点ではかなり簡単に考えていました。
ドア問題
もともとテレビがある部屋から、新しくテレビを置きたい部屋へアンテナ線を伸ばします。
最初の部屋は引き戸。
これは、少し隙間を開ければケーブルを通すことができます。
問題はその先。
新しくテレビを置きたい部屋は、開き戸でした。
ここで突然、話がややこしくなります。
アンテナケーブルを普通に通そうとすると、
- ケーブルをつぶしてしまう
- ドアがきちんと閉まらない
このどちらかになりそうです。
いやいや。 テレビを見るために、ドアを半開きにして生活するわけにはいかない。
ドアはちゃんと閉めたい。 でも、アンテナ線は通したい。
さて、どうする?
ここからは恒例の検索タイムです。
「テレビ アンテナ線 ドア」
「アンテナケーブル 開き戸」
「ドアを閉めてもケーブルを通す方法」
など、いろいろ調べてみました。
すると……
ありました。
それが、「すきまケーブル」
すきまケーブルはこちら☟

ドアの隙間を利用して、アンテナ信号を通すための薄型のケーブルです。
これなら、普通のアンテナケーブルのように太い部分をドアに挟む必要がありません。
ドアを閉めたい。
でもアンテナ線も通したい。
そんな、私のわがままを解決してくれるアイテムでした。
世の中には、不可能を可能にしてくれるものがあるんですね。(おおげさ)
いざ!実践!
いよいよ、実際にアンテナ線を接続していきます。
分配器を購入するとき、レビューなどで写真を見ていたのですが、 壁についているテレビ用のコンセントのようなところに、分配器を取り付けている方が多いようでした。
ところが、我が家の場合は……
なぜか、外からアンテナケーブルがそのまま部屋の中に入ってきています。

「壁の端子に差す」という工程が、そもそもありません。
それが、購入するときに不安ではありました。
予感は的中。いざ分配器につなごうとすると、
あれ? 形が合わない。
ここでまた一旦、落ち込みます。
でも、ここで諦めるわけにはいきません。
不屈の精神で、「どうにか差し込む方法はないのか」と検索。
コネクタの「オス・メス」を知る
どうやら、アンテナケーブルのコネクタ(接続部分)にも、オスとメスがあるようです。
我が家の場合は、メスの中継アダプターが必要だと分かりました。
中継アダプタはこちら☟
【KAUMO アンテナケーブル 延長コネクタ 中継アダプタ メス/メス】

築約50年。
テレビを増やしたいだけなのに、まさかアンテナ線の「オス・メス」から勉強することになるとは。
DIY、なかなか一筋縄ではいきません。
中継アダプターが届いてから、やっと再開。
無事に分配器のINに元のアンテナケーブルが接続できました。
OUTにケーブルを接続し、一方はこれまで使っていたテレビに。そしてもう一方を、新しくテレビを設置する部屋へ伸ばします。
途中に開き戸があるので、そこには先ほど見つけたすきまケーブルを使用。
これで、ドアを閉めた状態でもアンテナ線を通すことができます。

あとはテレビに繋ぐだけ。
果たしてテレビは映るのか?
ここはちょっとドキドキしました。
テレビの電源を入れて……
映った!
無事に新しい部屋でもテレビを見ることができました。
最初は、
「分配器を付けてケーブルを1本増やせばいいだけ」
と思っていたのに、実際には、コネクタの違いや、ドアという思わぬ壁が立ちはだかりました。
でも、調べてみるとちゃんと解決方法がある。
DIYって、作ることだけじゃなくて、「困ったときに調べて解決する」ことも含めて面白いのかもしれません。
ケーブルの見栄えも大事
テレビが無事につながっても、ケーブルがだらんと垂れていると、どうしても見栄えが気になります。
そこで、ケーブルを壁に固定するコード留め具も抜かりなく購入しておきました。
コード留め具はこちら☟


これがあるだけで、ケーブルがすっきりまとまります。
購入するときは、あらかじめケーブルの径を測っておくことをおすすめします。
ケーブルの太さに合ったサイズを選んでくださいね。
小さい釘で打ち付けるだけなので、賃貸でもいけるかな?(ただし自己責任でお願いします)
まとめ
今回やったことは、
① アンテナ線を分配する
② 分配器から新しい部屋へケーブルを伸ばす
③ 開き戸の部分には、すきまケーブルを使う
④ 新しいテレビにつなぐ
というもの。
「テレビをもう1台置きたいけど、アンテナ端子がない」
と思っても、方法はいろいろあるようです。
ただし、実際の接続環境やアンテナ設備によって必要なものは変わるので、事前に確認することは大切。
今回の私のように、
「とりあえず分配器を買えばいいんでしょ」
と始めると、途中でドアに阻まれる可能性があります。
DIYは、計画性も大事。
……と、今回も身をもって学びました。

