シルクスクリーンでTシャツを作り始めた頃は、思っていた以上に失敗がありました。
「これくらい大丈夫だろう」と思ってやってみたら、うまくいかなかったこともたくさんあります。
今回は、私が実際にシルクスクリーン初心者の頃に失敗したことと、その対策についてまとめてみます。
枠の大きさギリギリのデザインを作った
「枠の中に入ればいい」と思い、最初は枠の大きさギリギリまで使った、大きめのデザインを作りました。
ところが、いざプリントしてみると、インクはスキージの幅いっぱいに乗せなければならず、スキージをうまく運ぶことができません。
その結果、枠にインクがべったり付いてしまい、後処理にも困りました。
初心者のうちは、枠いっぱいにデザインを作らず、少し余裕を持ったサイズにしておくことが大切だと分かりました。
コピー用紙を間違えた
Canvaでデザインを作成したら、製版するためにコピーをします。
そのとき、コピーに使う用紙にも注意が必要です。
私は自分のコピー機がインクジェットなのかレーザーなのかも知らず、適していない用紙にコピーしてしまい、版をダメにした経験があります。
コピー用紙を間違えると、露光後に刷毛でこすっても、デザインがうまく浮き出ません。
製版する前に、自分が使っているプリンターの種類と、適した用紙を確認しておくこと。
露光後のブラッシングでスクリーンに穴を開けた
露光後は、刷毛でブラッシングしてデザイン部分を抜いていきます。
このとき、乾かないうちに早く抜きたいからと力任せにこすってしまい、スクリーンに穴を開けてしまいました。
これにはかなり焦りました。
その後は、刷毛でまず少量の水をスクリーンになじませ、10秒ほど時間を置いてから、優しくブラッシングするようにしました。
そうすると、うまくデザインを抜けるようになりました。
力任せにこすらないこと。
でも!開いてしまった穴には救世主もあります。
まずはブラッシングした後、穴が開いていないか確認して、もし穴があれば「ピンホール修正液」でふさぐことが出来ます。
手や指についたインクでTシャツを汚した
これは本当に基本中の基本です。
プリント作業をしていると、気づかないうちに手や指にインクが付いていることがあります。
そのままTシャツを触ってしまい、生地を汚してしまいました。
「基本中の基本!手は綺麗にしておきましょう(笑)」
でも、作業に夢中になっていると意外とやってしまいます。
インクが固すぎた
開封してから時間が経っていたインクを使ったとき、インクが固くなっていて、うまくプリントできませんでした。
インクは使う前に状態を確認して、固い場合は専用のうすめ液や水を加え、よく混ぜてから使うようにしています。
インクの状態によっても、プリントのしやすさが変わることを実感しました。
プリントする場所をあらかじめ決めておく
Tシャツにプリントするときは、どの位置にプリントするのかを、作業前に決めておくことも大切です。
「この辺かな?」と感覚だけで置いてしまうと、思っていた位置からずれてしまうことがあります。
最初の頃は、100均などでも売られている水で消えるチャコペンを使って、Tシャツに印をつけていました。
ところが、実際に版をTシャツの上に重ねてみると、せっかく付けた印が版に隠れて見えづらくなってしまいます。
「もう少し簡単に位置を決められる方法はないかな?」
そこで私は、クリアファイルを使って、自分なりの「目安定規」を作ってみました。
クリアファイルを十字型に切り、垂直と水平の位置を確認できるようにしたものです。
これをTシャツに合わせることで、プリントする位置を決めやすくなりました。
特別な道具を買わなくても、身近なものを工夫することで作業がしやすくなることがあります。
まとめ
シルクスクリーンを始めたばかりの頃は、失敗の連続でした。
でも、失敗してみると「なぜうまくいかなかったのか」が分かり、次のプリントでは少しずつ改善できるようになります。
慣れるまではなるべくコスパのいいTシャツで試したほうが、失敗したときの挫折感は抑えられそうです。
私はネットで何枚か購入しました。プリントスターの無地Tシャツはリーズナブルで着心地も良かったです。
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これからシルクスクリーンを始める方に、私の失敗が少しでも参考になれば嬉しいです。


